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「ひなぎくとうさこ展」了!




先日、鎌倉のSpace TSUMUJIにて、妹との二人展、「ひなぎくとうさこ展」が終了しました!


昨年2022年も、ひなうさの故郷近辺であるJR横浜線・中山駅の貸ギャラリーでひなうさ展をやったけど、その時とは「展示の内容」も「来てくれた人々によって作られる場の空気」も「私の心の状態」もチラホラ違っていて、変化や成長を感じました。おもしろいなぁ、楽しかったなぁ。



芳名帳を毎度用意しそびれています。

今回はうさこが合間合間に「〜ちゃん」とか「○○から来たお姉さん」とか「ピンク髪のお兄さん」というふうに来場者をメモをしていて、曰く4日間で凡そ120名の方が来られたそうです。老若男女、日々の活動内容や在住地もさまざまな人々が来てくれました。


私が仕事をしている教室の生徒の皆さん、予備校時代の後輩、高校からの友達、お世話になってるフォロワーさん、相方の職場の皆さん、昔から絵を見てくれている母の仲間たち(?)…来てくれてほんとうにありがとう!!

事前に来ると聞いていた人でも、あのスペースのガラス戸越しに顔が見えた時に「ほんとに来てくれた!!」って心がぷわぷわになってね……へへ……/// 嬉しいねぇ…///

胸中、飛び上がっておりました。


イサー!!ピアノの演奏ありがとうー!!

うさこが「ひなちゃんがいなかったら泣いてた」と言ってた。オラも!!


うさこの友人・先輩・職場の皆さんやフォロワーさんたちもいっぱい来てくれて、空気を明るく・あたたかくする人ばかりで、色々お話させてもらってひなぎくはとても健康になりました。ありがとうございました。



絵や音楽みたいなものがきっかけになって、たくさんの人が集まって、交流があったり、思い出や日々を生きる力が生まれる、そういう場の空気は最高だね。




(これは”2人デュオ風”に撮ってもらったひなうさの写真。

 クラシックギターはTSUMUJIさんに貸してもらったです。二人とも弾けません。)




備忘録と題しているのにまじでブログになってしまう!!

真面目な振り返りが以下につづきますン。



今回のわたしの展示内容は、日本画2点に加えて、備忘録や抽象のドローイング、ペン画、小立体も置いて、ペン画集の販売もしました。

前回の日本画一本勝負みたいな展示では現れなかった全体感とか、画材やメディアを変えても通底するなにかがあったらおもしろいなぁ。


でも、「展示中のまさにその場で」というよりかは、来場してくれた人達からもらった感想や展示の記憶を消化していくうちに、わたしの物作りを繋ぐ線の様相がぼんやり浮上してくる気がしています。まだ消化中です。

その浮かんできたものを受けて、次に作るものが変化したら面白いし、それをまた人に見てもらいたいし、そうやって繋いでいったらどうなるのか、他人ごとのように楽しみな自分がいます。


少し違う話で。

私の身内には、「わたしのデッサンや日本画を知ってる人」と「イラストや創作キャラを知ってる人」と、少数の「両方を知ってる人」がいます。

たまに「うーちゃんはイラストを描くけど、ひなはそういうのじゃないもんね」と言われることがあったから、まるっと置いといたらどう思うんかな〜と、ちょっとした思い切りがありました。

それで、思ってたより全然、「こういうのも描くんだね」ってことばが明るいトーンで聞こえてきて、安心を獲得できたのが、わたしにとって今回の展示をやって良かったことのうちのおおきな1つでした ✌︎·͜·

ますますのびのびできそうだ。


あとねぇ。

展示中のわたしの心の状態が、1年前と全然ちがくて、自分の成長を感じて嬉しかった!

前回は人見知りが炸裂して、バックヤードに籠ったり、外出したり、もう全然会場にいられなかった。名刺も無くて、「もっと前に!前に!」とお客さんに励まされる始末。

でも今年は本当にたくさんの人とお話ができました。めっちゃたのしかった。


今回の展示が始まって突然殻を破ったわけではなくて、年末年始ぐらいから、人との関わり方を好い方へ変えてくれる小さな出来事がいくつか起こって、その出来事たちの噛み合わせやタイミングがなんだかよくて、幸い、臆病さがいくらか解消された。ということのようです。大変よろこばしいことや。


人見知りとは別に絵に対して堂々とできない自分がいて、独学ではなく通学させてもらってきた分の重しなのかなぁ、絵を楽しむこころが負けて、「あんなに家族や先生たちに世話をしてもらったのに…」みたいなウンチ状態が長かったんですが、ここ2年ぐらいの間に少しずつ「まぁいいや、私は私の絵を死ぬまで育てていこう、どうなるかな〜」って、母子乖離みたいに絵と自分が離れて、自分も一鑑賞者として「このなんだかよく分からない完成もされていないものの現在を眺めよう」って思うようになりました。

うさこは絵を親友だって書いてたけど、私は子どもみたいに思うようになった。ご飯食べさせたりはするけど、勝手に育っていく子ども。

そんな感じで私が好きで楽しく生み出したものを飾った展示会で、ずっと絵を学ぶ場所に通わせてくれた家族が楽しそうにしてて、私が救われました!ホッ!!恩義!!



ひなうさ展はまた来年かな。

また1年後、自分や周りの人、絵や生活に、いろんな変化があって、それを楽しめたらいいなと思います。





やっぱりブログになっとる!!

次はもっと自閉的で不真面目な内容にしたいです!


了!

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